キタサンの涙が沁みる。ウマ娘3期第2話・感想

アニメ


菜七子です。

先週の放送開始から早一週間、未だにドゥラメンテの衝撃冷めやらずといった所です。
放送した翌日にはフィギュア化の情報まで出ましたね。

早いって!
でもありがとう!

こんな商品化まで進んでいたのにリークが何も無かった事が驚きでした。

さてさて、前回はダービーまでのお話でした。
今回は一体どういう展開になるのでしょうか?

感想

!!ネタバレ注意!!

まず、新オープニングお披露目!

驚いたのは歌詞でした。

「キミに勝ちたい」

…ドキッとしました。

散々今まで聞いてきたGIRLS’ LEGEND Uの「キミと勝ちたい」
一文字変わるだけで、全然印象が変わりますね。

おなじみのフレーズの対極にある歌詞を持ってくる事で、このアニメのテーマが
「ライバルに勝つ」事なんだという強いメッセージが伝わってきました。熱いね!

印象に一番残ったのはテイオーとマックイーンの姿でした。
観客席で声援を送る小さなキタサンとダイヤがテイオーとマックイーンに変化し、
ターフの上で観客席を見つめるテイオーとマックイーンの後ろ姿が
成長したキタサンとダイヤの後ろ姿に変化する。

輝かしい2期の物語を受け継ぎつつ、主役が変わった事を印象付けるシーンだったように思います。
作り手側にとっても、2期という存在はやっぱり大きいんでしょうね。

ところで、テイマクの二人が何で新勝負服の方を着ていたのか不思議に思ったんですが、
もしかしたらあれって2期最終話のアイキャッチを描いてるのでしょうか?

…考えすぎ?

二人があの服で走ったのは天皇賞春だけですが、もしかしたらマックの足が治った後に
二人で大きなレースを走った時の光景なのかもしれないですね。

ラストカットでドゥラメンテが一人だけ立っていたのですが、あの横に何人か入ってもおかしくない構図でした。これから増えていくのかも。というか増えてほしい。

本編

ここから本編の感想。

…まさか菊花賞までやるとは思っていませんでした。

お話のあらすじは、ドゥラメンテに敗北したキタちゃんがドゥラメンテ骨折のニュースを受けて葛藤する中で、「カッコ悪いのも本当の自分」と自分の弱さを受け入れて再び前を向くというストーリーでした。

ドゥラメンテが欠場する事で、自分にも勝利のチャンスがあると思ってしまった事を泣きながら悔やむキタちゃんにもらい泣き。最後は笑顔で終われて、キタちゃんが再スタートを切れた事が嬉しかったです。が、

何といっても、今回はネイチャさんにつきました。

ネイチャといえばあの台詞!

「言わせない言わせない言わせない!テイオーが出ていたらなんて絶対に言わせない!!」

2期と同じ第2話でこの台詞を入れてくるという、粋すぎる演出。。。

キタちゃんの憧れがテイオーというのは2期の最初から分かっていたけど、

どうしてテイオーなのか?
憧れがテイオーでなければいけない理由は何なのか?

こういう疑問が自分の中に有った事は否めませんでした。

しかしネイチャが二人の間に入る事で、テイオーとキタちゃんの結びつきが
エピソードとして一気に強固になったように感じました。

ネイチャたちが菊花賞を全力で走る姿を目の当たりにして3冠への未練を吹っ切ったテイオーと、
ネイチャの言葉で「テイオーみたいになりたい」という憧れへの執着を捨てる事が出来たキタちゃん。

そしてネイチャの菊花賞を獲れなかった悔しさが、キタちゃんによって昇華されるという構造。
うーん。見事。

ちなみに、カノープスの部室にあった「勝ちの途中」というスローガン。
2期10話の「まだ負けてない!これは勝ちの途中!」という台詞から来てると思いますが、
個人的に10話で一番泣いた台詞なので、見つけた時はめっちゃ嬉しかったです。

ネイチャの助言もあり、最後の1冠を獲る事が出来たキタサンブラック。
今後、どういう展開になっていくのでしょうか…
ここまでダイヤちゃんとの絡みが今までほぼ皆無なので、これからどう描かれていくのか楽しみです。

ウマ娘3期・第1話の感想はこちら↓
遂に始まったウマ娘3期!第一話の感想を語るよ

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