こんにちは、菜七子です。
早くもそろそろ折り返し地点というか、シリーズの前半が終了しましたね。
今回は5話と6話をまとめて振り返りたいと思います。
あらすじ
!!ネタバレ注意!!
【5話】
宝塚記念で再びぶつかる事になったキタサンブラックとドゥラメンテ。
天皇賞春を勝ったキタサンは宝塚記念のファン投票で見事1位に輝きます。
強敵と戦う事に自信を持てないでいたキタサンですが、皆の期待に応えたいと思います。
ある雨の日にドゥラメンテと鉢合わせたキタサンは、彼女の「最強の証明」への強い思いを知りますが、同時にライバルウマ娘として顔を覚えられていなかった事を知って大ショック。
レースに勝って自分の存在をドゥラメンテに堂々と見せつける事を決意します。
そして当日。レース中に故障に見舞われるドゥラメンテですが、気迫で走り続けます。
キタサンも負けずに走りますが彼女には一歩及ばず。
しかし勝ったのはキタサンでもドゥラメンテでもない、キタサンがノーマークだったウマ娘でした。
試合後、キタサンの強さを認めたドゥラメンテ。
やっと対等のライバルになった二人は握手で次の再戦を誓います。
【6話】
クラシック最後の一冠に賭けるサトノダイヤモンド。
しかし「サトノのウマ娘はG1を獲れない」というジンクスが彼女を苦しめます。
ならば、と逆にジンクスを破る特訓を始めるダイヤ。
努力があらぬ方向に傾いていく彼女を見て、メジロマックイーンが話しかけます。
ジンクスは確かに存在していると思い込むダイヤに、マックイーンは一族の期待を背負い続ける重圧がどれほど辛い事か、その重圧から逃げないダイヤがどれほど強いウマ娘なのかを気付かせます。
そして後付けのジンクスよりも「自分の強さ」を信じるようにアドバイスします。
その言葉で吹っ切れたダイヤは菊花賞に挑みます。
激走するダイヤに、夢破れてターフを去っていった沢山のサトノ家のウマ娘達が、それぞれの場所で声援を送ります。
その声に押されるようにして見事に優勝したダイヤ。
一族の悲願を達成する事が出来た嬉しさと、重圧からやっと解放された安堵から、ダイヤは子供の様に大声を上げて泣き続けるのでした。
感想
ダイヤちゃんの最後の涙、くしゃくしゃの顔で泣き続けた姿は胸打たれました。
泣いても可愛い。とにかく可愛い。
キタちゃんのドゥラちゃん呼びも可愛かったし、女帝推しとしてはドゥラの「グル姉」が聞けてとても満足です。
それは置いておいて、
う~~~~ん???
この二話に関しては、個人的にはちょっと中だるみ感があったかな…と思います。
あくまで個人的な印象ですが、今までの話に比べて期待を上回るというか、事前の予想を裏切るような展開が無くて、「まぁそうなるよね」という以上の感想が特に出てこなかったのが本音です。
一話一話で見れば良い話だと思いますが、シリーズ全体を通して見ると、このストーリーの軸がどこにあるのかがいまいち分かりにくいなと個人的には感じました。
今の時点でキタちゃんに欠けているものってあんまり無い感じがするんですよね。
ダイヤちゃんの「一族の悲願」だったり、テイオーの「マックイーンといつか一緒に走る」だったり、そういう絶対叶えたい願い=軸というものが6話の時点で特に見当たらない。
ゴルシを上回る成績っていうのも、大事な約束かもしれないけど…
「何に変えても必ず叶えたい!」という強い欲求が見えないのは、主人公としてどうなん?大丈夫?と今後が不安になってしまいました。
などと書いていますが、ウマ娘は7話からが本番だと思っていますので、今後どういう展開になっていくのか興味深く見ていきたいと思います。
ウマ娘3期・第4話の感想はこちら↓
【ウマ娘3期・4話感想】キタちゃん山籠もり合宿で念願のコンビ登場!
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